第81回高尾講が開催されました

弊社が主催する、高尾講(たかおこう)は
協力業者の方々と弊社社員が一堂に会し
高尾山薬王院にて、御護摩祈祷に参加する行事です。

5月16日。開催日の朝に、高尾山のふもとに集合。
ケーブルカーを利用して中腹まで登頂し、しばし徒歩での移動。

大本堂に到着後は御護摩祈祷を行い
これから着工する現場の、講中安全祈願と工事の安全祈願を行いました。

その後は、有喜閣へと場所を移し”天狗御膳”という精進料理をいただきました。

精進料理といえば、肉や魚、卵が使われていないイメージがありますが
香りの強い五葷(ごくん)と言われる食材
にんにく、ねぎ、にら、らっきょうも使わない決まりがあるそうです。

スパイスや刺激のある調味料に頼るのではなく
素材そのものの香りや食感を引き出し、ありがたく頂戴する。それが精進料理なんですね。

会食の後は、締めの挨拶を済ませ全員で下山します。
ふと、大本坊の門の左右にシャクナゲが咲いているのを見つけました。

シャクナゲは、寒さに強いツツジ科の高山植物。
”花木の女王”とも呼ばれる、5月前後が見頃の植物です。
花言葉は「威厳」「神々しさ」などがあり、高尾山にぴったりの花といえますね。

ピンク色のシャクナゲは、街中でも見かけますが
赤色の花は珍しく感じ、思わず写真を撮りました。

年に2回。高尾講の開催のために、高尾山に来ることは業務の一環ですが
毎年自然の美しさに触れて、心が洗われる特別な1日だと感じています。

2025年5月30日