インテリアコーディネーター1次試験
先日、インテリアコーディネーターの1次試験を受けてきました。
インテリアコーディネーターとは、家具・照明・構成材・各種エレメントなど
インテリアの幅広い知識を持ち、居住空間や商業空間等の
様々な空間をトータルコーディネートする専門家のことです。
この資格は、公益社団法人インテリア産業協会が発行している民間資格のため
独占業務(有資格者のみ出来る仕事)ではありませんが
私生活でも生きるスキルを身に着けることができるため、人気が高い資格といえます。

試験は年に1回。10月頃に行われる、学科の1次試験と
12月初旬に行われる、プレゼンテーション(実技)・論文の2次試験。
学科の出題分野は
・インテリアの歴史(エジプト・古代ギリシャ~現代)
・インテリア計画(人間工学やリフォーム計画)
・各種エレメント(インテリアグリーンの種類、エクステリア等)
・構造・工法(各種構造部材の知識) などなど
分野はかなり広い印象です。
特に歴史の分野では、各時代の様式を代表するデザイナーの名前や家具の名前
芸術運動を行った人物など、暗記項目がひたすら続きました。
もちろん、日本のインテリアの歴史も学ぶので、和室の構成部材もしっかり頭に叩き込みます。
また、構造や工法については
施工管理技士の試験に出題される内容が出ているなど、かなり専門的です。

そして、今回受験した1次試験は、テストセンターに設置されたパソコンで行うCBT方式。
試験期間は9月16日~10月16日。
期間の中で、受験者は好きな会場と時間を予約し受験します。珍しいスタイルですよね。
1次試験の合格率は例年30%ほど。
手ごたえをあまり感じなかったので、私が合格しているかは怪しいですが
結果が出る11月中旬を待っていると、12月初旬の2次試験の対策が間に合いません。
なんだか、やる気が出にくい状況ではありますが
次の2次試験は、平面図の作図や着色などがある実技となっているので
気持ちを切り替えて、楽しみながら課題に取り組みたいと思います。
2025年10月10日