現場取材「スラブ型枠工事」

取材現場【No.01八王子市 共同住宅新築工事】
3回目の現場取材を行いました。
前回の取材記事はこちらになります↓
https://www.sanyu-kensetsu.co.jp/2023/11/10/syuzai-2/

根切工事の取材から3か月あまり
現場では「スラブの型枠工事」が行われていました。

”型枠工事”とは、鉄筋コンクリート造の建物を造るときに
コンクリートを流し込むための型を作る工程を言います。

大まかに説明すると
①まず、建物のカタチにあった型枠を作る
②コンクリートを流し込む
③乾いたら型枠を外す
その繰り返しで、上に上に建物を伸ばして完成させます。

写真に写っているオレンジの板が”型枠”になります。
外して不要になった型枠は、上の階を作るための型枠に再利用されるそうです。

そして”スラブ”とは、建物の床や天井のこと
現在作っているのは1階の床の型枠です。

ところどころ覗いている鉄筋は
建物を強化するためにコンクリートの中に入れられています。
継ぎ足されながら、こちらも上に上にと伸ばしていきます。

また、この床面よりすこし下がっている部分
これはエレベーターのためのスペースです。

工事中の現場でも、よく注意して見てみると
建物の間取りがわかるのが面白いですね。

1か月後には1階の壁や天井部分が出来上がって
もっと建物らしくなってくると担当者は話していました。
次回の取材も楽しみです。

2024年2月2日